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いいぞ、秋の磯旅(その4)

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最終日。前日の南風は西よりに向きを変え、強く吹いた。
もろ風表に立つと、釣りにならない。
少しでも風裏になれば、サラシが全くない。
風向きも潮位も刻一刻と変わっていく。
今日を逃すと、この秋のシーズン、もうヒラスズキをやれる日はない。
どうすればいいか、ぐるぐるぐるぐる考えつづける。

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迷いつつ、試しつつ。

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釣行中「イタチを見ると釣れる」ってジンクスが出来てたんだけど、
この日、心折れかけて移動する3人の目の前に、いきなりイタチが飛び出した。

つりの神様、いたずら好きやなあ。

一日さんざん頭使って、やりつくして、全くアタリとれず。
でも3日間の中で、いちばんいい釣りだった。

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イワてる、ありがとう、最高っす!
厚治さん、また来春!

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いいぞ、秋の磯旅(その3)

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二日目のこと。
僕らがヒラスズキを追いかけてたとき、
島の反対側では、クウルさんやタコちゃんたちが磯の開拓をしていた。

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ナイスサイズのヒラを釣り、場を休めようと
磯にすわってスマホをひらいた厚治さんのが「おおおっ!」と声をあげている。
どしたのかなあ、と思ってたら
島の反対側チームから写真が届いていた。
・・・タコちゃんの釣ったメーターオーバーのブリ。でけえ!

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試行錯誤しながら、磯へのルートを見つけ、
迷子になったり、岩でマウンテンゴートになったりしての、これ。
やっぱ、Never Stop Exploring です。悠々として急げ、です。

いいぞ、秋の磯旅(その2)

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2日目は朝からヒラスズキ狙い。
昨晩、荒木さん、タコちゃんから、夢アドバイスはもらってあった。
わくわくがヤバい。


現場についてみるとサラシがしょぼい。こりゃあタフな展開か・・・

と思ってたら、厚治さんがかけた!

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竿がドクンドクン言ってる。ドラグが引きずり出される。
いいぞ!愛には愛で感じあってる!
むずかしいコンディションの中、一本の出会いをモノにできるか。
いつも思うけど、厚治さんのルアーボックスのきれさ、針のあたらしさ、細かい気の配り方。
そういうのが、貴重な一本を獲ることにつながっているんだろうなあ。

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いいぞ!いい魚!
その後立てつづけにもう一本キャッチ。さすがや!
アタリが出なくなったあとも、そこで!?ってとこでバイトをとる。見てて勉強になる。

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厚治さんとイワテル。個人レッスン中。
でも今回、私たち、たぶん知らないうちに、
イワテルからいろんなことを個人レッスンしてもらってたのです。
イワテルほんとすごい。独特がすごい。
どうすごいかは、、、みんな五島に来てイワテルに会うとわかる。
もしくは、、、わからない。そのどっちかだ!
おれはいつか、五島の柏崎の空海の像のとなりに、イワテル像が立つと思う。
もしくは、、、たたない。そのどっちかだ!でもとにかく、イワテルありがとう。

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私は、なかなかバイトを拾えず、別の磯へ歩く。
潮位が下げるのを待ちつつ打ってたら・・・きた!
まあまあサイズだ。豪快にエラあらい。おお~って見とれてたらフックアウト。
さらに、つぎの魚がかかる!今回はちゃんと寄せた。
目の前でエラあらい!美しい!かっこいい!と見つめすぎてフックアウト。むぐぐ。

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午後の上げ潮をもう一回やったら、くるんじゃないかなあ、と思って
再度いい潮位のタイミングまで粘ってみる。たぶん時合いは短い。

そしたら、、、やっぱきた。その潮位のときだけ連発する。
相変わらず何本かバラしつつも、
3本キャッチ。
今シーズン初のヒラスズキ。色がヤバい。姿がヤバい。五島がヤバい!

 

春の遠足。

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金曜の夜中のフェリーで小林厚治さんと合流し、五島へ。
その夜、船の中でぼくは「切ないなあ」と寝言を言ったらしいんだけど、
正夢だったのかなあ。。いま、猛烈に切ない。

島に着いたら、そのまま空港へ。
東京から作曲家のキクヤさんもやってきた。

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ヒラスズキ初挑戦のキクヤさんになんとか釣ってもらいたい。
そして感動の体験からインスピレーションを得て、
世界初、ヒラスズキに捧げるアルバムをつくってほしい。
曲のリストは、そうだなあ・・・

1:雑誌でキミにあこがれて
2:太いねキミは
3:その尾ビレなんかっち
4:黒い目のブルース
5:
とか妄想していたら、、、

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けっこうあっさり釣ってた。
竿がビクンビクンっ!ってしてた。あれ、心もビクンビクンっ!ってなるんだよね。
初体験での初ヒラおめでとうございます!
絶対また来て!来月来て!
そして、曲、おねがいします!みんな期待して待ってますから!

あ、ちなみに、同じ場所にヒラスズキ釣り初体験がもうひとりいたんです。
タコちゃん弟のシゲキくん。
「生まれて初めて釣りました」ってぶらさげてきたのが、、、

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83センチのぶっとい一尾。
引きましたー、って言ってたけど、こっちが引くわ!

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クウルさんと、タコちゃんと、イワテルと。
あーだこーだと昼も夜もげらげら話し続けまして、
島の人、島に来た人、まじわります。
釣り場に人が集まってるのもあるけど、人に人が集まってるぶぶんも大きい。

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2日目はみんなで離島ピクニック。海とイチャイチャしたい!
妄想ふくらみます。
でもね、凪で。

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なんとか釣りになるポイントにぼくら遠征帰省組が入らせてもらって
(いやあ、こういうの、ほんとうれしいよなあ、島のみんなに幸あれ!)
こうじさんが2キャッチ、キクヤさん1バラシ、わたし2バラシ。

いやー、毎度のことながら、こうじさんの体力と集中力はすごい。
キクヤさんいわく「キャストがエレガントですねえ」
あと人間力すごい。
あ、あと、、、おしりもすごい。
そういうとこなんだろうなあ、釣る人っていうのは。
いい心と、いいおしり。

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最終日は、激荒れの海へ、こうじさんとふたりで。
風裏を探して入った一カ所目。
こうじさんが、コンディション抜群のすばらしい魚をかけました。
昨年の秋からこうじさんが来島するたび凪だったですからね、
こっちもすごいうれしかったなあ。
この写真、ピンきてないけど、めっちゃ好き。

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その後はふたりともノーバイト。
条件がそろった一瞬のための1キャスト。
その1キャストのための、ふだんからの、あれやこれや。
そういうのを今回も考えさせられた。

島のすばらしい釣り人に乾杯!

アニキ10目

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小林厚治さんがヒラスズキ釣りに来ました。
ベタ凪の五島に(笑)

悩んだあげく、急きょ
「島1周観光フィッシング~10目釣るまで帰らない~」に変更。

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1。いきなりアコウっ!

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2。エソ!

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3。なんか種類の違うエソ!

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4。タマン!(てことにして!)

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5。メッキ!

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1目増やすために必死!けっこう10目むずかしいねえ。

sarashi
あれ、サラシじゃない!?と夕方磯に立つけど・・・サラシじゃないねこれ。
一日目は5目どまり。でも考えてみたら、釣るのを「魚」に限ったわけじゃない。
よし人を釣ろう。

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6。イワテル!(コウジさんのルアーに食らいついた)

そして翌朝の磯で大物狙いで。。。
khul

7。クウルマン!
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8.赤女!(コウジさん、その美しさにメロメロ)

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9。タコちゃん!(あの切れたのが釣れてたらドラマやったのに)

そこから島をぐるっとまわり(福江島は広い!)、ついに、とうとう・・・
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10.アラカブ!(やっぱ最後はこれだ!)

mina
夜はみんなでコウジさんを囲み、2目追加。
雨通宿の瀬川さん(雨通宿はすばらしいゲストハウスなので泊まってね!)
釣りの最中に突然話しかけてきてくれたマイコー(ブログ見てね)
ありがとうございました!しばしさよなら、五島。
iwaterucar

イワテルカーほんとありがとう!と勝手にデコレーションして飛行機へ。

sorakara

あれ・・・ちょっとサラシ出てきてた?

 

 

世界にパフパフあれ!と神様は言った。

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コージさんが「パフパフしたい」と、東京からやってきた。
パフパフの名手、冷凍古賀さんに、
2日間みっちりパフパフさせてもらったのである。ライギョ釣り、である。
で、思ったことが(ちょっと話は飛ぶけど)、
「釣りは、人間が世界を学べるように、と神様が授けてくれたもの」ってことだ。

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まずなんつっても、喜びを教えてくれるよね。釣りは。
はじめてのライギョ釣りだったけど、
想像以上にむずかしくて、なんどもバラして、最後の最後に釣れた。
釣れたっていうか、古賀さんの言ったとこに投げて、言った通りに動かして、
言った通りに止めて、言った通りにまた動かしたら釣れた。
それでも、ライギョの出方、手ごたえ。やっと出会えた喜びつったらなかった。

でも同時に苦しみも教えるよね。苦しいもんなあ、ずーっと釣れないと。
自然のことを教えてもくれる。季節のことや、潮のこと。
今回で言えば、浮草、浮き藻、カエルや田んぼのこと。
地理もね。歴史もそうね。ライギョは食用のために大陸から持ち込まれたんやもんね。
あとなんつっても、人と出会え、と教えてくれる。

オープンであることはいいなあ、気配りできることはいいなあ、
とコガさんの態度を見つづけて思ったなあ。
それも、
コガさんを通じて、神様が教えてくれてるんやろうなあ。パフパフは偉大やなあ。

やっと一匹釣りあげたとき、農作業してたオッサンたちが集まってきて、
どうやって釣った?どこから来た?うれしいだろ?おれは昔よくライギョ食ってたぞ。
みたいにいろいろ話してくるわけです。そーいうのもおもしろいんだよなあ。

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にしてもコージさんの釣り魂はすごい。
神様もあきれるやろうなあ。
「一日18時間くらい釣りするのがおれたちふつうじゃん?」って言われたから
「ですよねー」って答えたけど、ふつうじゃないかもなあ。
しかも集中力というか情熱というか、体力がすごいんだよなあ。
炎天下の中でもガンガンいくしなあ。まいりましたです。

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コガさんとコージさん。
ライギョ顔・・・らしい。別れ際にふたりでライギョになった。
ほら、やっぱ、釣りは神様が人間にプレゼントしてくれたものなのである。

水草の間から、「パフッ!」「バフッ!」って
ライギョの飛びだす音が頭にこびりついて離れない。

音の釣りだな。

 

2013年の春の旅

のキャッチフレーズで「あんたこの世に何しにきたの」っていうのがあった。
たまーにそれ思い出して考えちゃうんよね。
何しにきたんやろう、って。釣りしにきたのかな。

ともあれ。
今年も小林厚治さんが五島に来てくれたよ

初日は「冬かっ」と空につっこみを入れたほどの寒さ。
ウェット来てるのに雨風にやられてブルブルです。
風波だけでサラシは弱い。いっぱつイイのが出たけどバラシ。食いが浅いのかな。
その後全くアタリでない。。。
そんな中、厚治さんはきっちりアタリを出し、2匹ゲット。さすがです。
聞くと、まじすか?って釣り方してる。ここはもう得意のあれやるしかない。真似。
厚治さんのやってるやりかたで、沖のサラシを狙ってみると・・・

ふほー。半年ぶりのヒラスズキ。
顔を上げると、ずいぶん先の瀬の上から厚治さんがグーサインしてる。うれしいなあ。

その後、厚治さんにはアタリがつづくが乗らず。ぼくにはアタリさえない。
寒さに震えながら街に戻り、ここは、あったまらなければと
クウルさんタコちゃんと夕食。

ぼくの釣りの先生たちです(こんなしてますが)。
今年のimaのカタログ、厚治さんの特集も、
クウルさんの文章もすばらしいです(こんなしてますが)。
http://imag.ima-ams.co.jp/2013/02/catalog.html
ぜひカタログ見てみてください。ほんといいですから。

自他共に認める天才肌のタコちゃん。人間離れした運動能力で魚を釣り上げます。
それでも聞かずにいられません。「いま、天才肌って言った?」
そしたら「・・・うん」と。写真はその瞬間。

さあ、二日目!今回は日程短く、これで最終日。
日曜日で、雨も止んだとあって人が多い。空いた場所に入っていくけど、しぶしぶだ。
そんな中、どう攻めるのか。しばし厚治さんのやり方を眺める。

波風強くなり風裏へ。磯を歩いて、歩いて、見つけた小場所。
厚治さんに教わった方法をしつこくやってると、小さいヒラがくってきた!
エラあらいでフックアウト。でも・・・見っけたぞ!
同じ場所をもう一回攻めます。サラシの下のディープなエリア。全く同じ箇所でゴン!
あれ?重い。寄ってこない。払いだした潮のせいかな。
ラインがじわじわ出ていく。10メートル先には瀬が出てて、ラインがすれすれ。
思い切りドラグゆるめていったん魚を沖に出す。ラインの角度をつくったら
巻きます!いっしょうけんめい巻きます!波に乗せてなんとかゴロタの上に乗せる。
あらら。でかい。手尺ですが80はありそう。

露出もとんじゃう輝きやったよ。はあー。ヒラスズキは美しい。見とれる。
元気を取り戻すまでゴロタの隙間の水の中でしばらく待つ。
その時間がまたいいもんね。
すまんね。でもよう釣れてきてくれたね。あんがとうね。と俺が言う。
うっせー。そんな好きなら最初から釣るな。大事にしろ。バカ。きついとぞ。
と魚が言う。

移動した先で、でっかいサラシの中から小さいのが一匹パコっと飛び出す。
少年ヒラスズキ。小さいけれど若い力でぐいぐい引いた。
さらに、同じサラシの沖目を狙うと、まともなサイズがかかった。こちらは元気なエラあらいでフックアウト。
あの、サラシの中から飛びだし、全身をふるわせ、針が外れ、ルアーがパコーンと飛んでいく様は
何度見ても楽しい。くやしいんだけど、いいぞー!と叫びたくなる。

その後さらに波が高くなり、風裏に逃げるけどタイムアップ。
一日半だけだったけど、歩いた。やりつくした。濃密やった。足ガクガク。

魚に会うのが目的なんだけど、その中で自然に会うし、人に会っとるんよね。
自然も人も、慣れちゃうと当たり前と思ってしまうんやけど、ほんとはすごいと思うんよね。
あんたこの世に何しにきたの?って尋ねられたら
魚釣りを通して、その土地との一体感を、仲間と呼べる人といっしょに感じに来た。
と答えたいなあ。

時系列




●小林厚治氏とすれちがう●仕事の話?ちがう●JACKに乗ろう●LIFEはSLOW●ワクワクする●翌朝乗る●500羽くらいの鵜が飛び立つの見て大騒ぎ●お腹が痛くなる予感して胸騒ぎ●いきなりJACKさん80センチ●お腹が痛いぞおれピンチ●海の上の番小屋よじ登る●360度まる見えう○こもらす●厚治さん写真やめてくださいよう●釣り再開でも釣れないよう●魚のたまり場発見JACKさん読みサスガ●厚治さんギリギリ攻めるサスガ●ちょっと釣ったらすぐスレる●ボイル発見●イナダキャッチ●でも続かず●厚治さん午後から仕事●一旦沖上がり●ガストでひとり生姜焼き●昼寝●夕まずめの川●不発●セナさんと出会う●人当たりの良さに感心●緊張せずに安心●夜の部出港●ライト前ボイルでゴー●俺だけ喰わせきらん●なんでyo!●なんでyo!●やっとだyo!●セナさんほんといい人●今後ともよろしくおねがいします●寄港●釣り足りん●川●JACKさん「上げ2分でくるよ」●ほんとにきた!●いい型●とりこみバラし●だよね●帰宅●ふらふら

つりが私たちに・・・みたいな。

 木更津Jackで沖へ。


小林厚治さんと船長Jackさん。
ああ、なんか落ち着く!

Jackさんが「午前中叩かずに残しといたぞっ」ていうエリアでスタート。
開始早々ぐぐっときた。60くらい。そのあとすぐまたきた。こんどは81センチ。
大きい魚は風格がある。年月を感じさせる。

いま、ここのシーバスはコンディションがよい。
魚体が美しく、肉づきもしっかりしてて、よくひく。
元気で美しい魚体はほれぼれする。

こうじさん。黄金色の美しい魚をキャッチ。ナイスサイズ。
夕日の中でかがやくシーバスはほんとにきれいです。

 

ボートをバックさせながらシーバスのエラに酸素を送り込むこうじさん。
魚の元気を取り戻させながら、リリースまでの間、しばし魚を見つめる。
東京シーパラダイスの代表であるこうじさんは東京湾を愛している。愛しすぎて東京湾のような人だ。
つまり○○で△△でしかも××なすばらしい人だ。
(○△×に入る言葉は今後の宿題)

この貝、イチゴっていうらしい。
伝説の果物「イチゴ」を食べたくてしょうがない子どもに、漁師である父は、
「ほらこれがイチゴだよ」とこの貝を差し出したことから、この名前になった。
・・・とか? 

景色は釣り人の特権。

夜の部。ボートを走らせると、驚いたイワシが跳ねる。
それがライトに照らされてすごい景色になる。
それにしてもどんだけイワシいるんだ。そりゃあシーバスも集まる。
そして欲深い釣り人たちは言う。「これ、明日の朝釣れるんじゃん?」
・・・というわけで仮眠をとると朝の海へ。
しつこい笑。

昨夜近くで釣りをしていたヨッシーさんも参戦。昨年の凄腕シーバスショア部門の年間チャンピオン。
そして「ぼそぼそっとおもしろいことを言う選手権」があれば、それでもチャンピオンになると思う。

そういえば、こうじさんは昨年の凄腕オフショア部門年間チャンピオンだったから、
ふたりのチャンピオンにはさまれての釣り。

鳥を追いかけていくと魚に出会える。セイゴたちがイワシをばっしゃばっしゃ追いかけている。
体で一度はじいて弱らせてから食べたりしているらしい。ルアーにもボディアタックしてくる。
東京湾すごいね。 

釣りが私たちにもたらしてくれるもの。って、シマノのCMで言うじゃないですか。
あのセリフ好きだなあって、海の上で考えてた。

 

あ行の記憶

「あっ!」
「えっ?」
「うっ!」
「お!お!お!おっ!のる?のれ!・・・あーっ!」
「いい!いい!」

木更津ジャックでイナダ釣り。
トップの釣りをやってると、船中が「あ行」の声で満たされる。

イナダに狙われ、壁際においつめられたイワシの群れが海面で泡立つ。
炭酸ジュースの表面みたいになってる。
「おおー!」

こういうのが東京の目の前の海で繰り広げられてる。それがすごい。
2週間前に来たときは、でっかいアカウミガメもいた。
今日はダツも猛スピードで突進してきた。
「うおー!」

はじめてご一緒させてもらった、たまちゃんさん、ミヤウチさん。
この微笑みから察せられるとおり、きもちのよい、釣り大好き人でした。
きもちのよい釣り人といっしょに釣りする以上に楽しいことがこの世の中にある?

厚治さん「やっぱり釣りは釣れるのがいいねえ」
一同  「ですねえ」
厚治さん「気の合う仲間と釣りをするっていうのはいいねえ」
一同  「ですねえ」

途中、シーバス狙ったり、帰りの川では、チヌも狙う。
ミヤウチさんが大物ゲット!ナイスサイズ!

そしてナイスガイ!さらにナイスデイ!もっというとナイスライフ!