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ショート・グッバイ

東京湾での最後の釣りは、木更津のシーバスボート「ジャック」さんで。
キクヤさんと、冷たい雨に打たれながらあっちこっち打ってまわりました。
キクヤさん、開始早々おおきいの。さすが、もってる。

ルアーフィッシング始めるきっかけになったタケルさん、ゆうちゃんぱぱ。
あれこれいっぱい教えてもらったコウジさん。いつもすばらしいガイドしてくれるジャックさん。
会社での釣り話で盛り上がってくれるカズヒロさん、いちはらさん。
いつかいっしょに釣りのCDをだす(はず)キクヤさん。
横浜沖堤のあこがれハットリさん。スーパー大学生マサ(笑)・・・・
東京湾でいっしょに遊んでもらったすべてのみなさま、まじほんと超ありがとうございました。
みなさんのおかげでずいぶん救われたのですが、たぶんそのことはうまく伝わらないだろうなあ。
しばし、さよならです。九州来るときはレンラクください!

若いころは東京の海をこんなに好きになるなんて思いもよらなかった。
なんだって踏み込んでみると世界は開けるもんです。あんがとう東京湾。

clear water

東京湾なのに水が南の島のようにクリア。
おかげで、かけた魚の半分以上はバイトの瞬間が見えていた。
秋が深まり岸際までもっとクリアになってくると
ランカーも増えてくる。と、ジャックさん。

空もクリア。朝はずいぶんひんやりとしてきた。

このあいだここでうんこした。こうやってみてみると愛着がわいてくる。
釣ったこと、したこと、話したこと、
あれやこれやが木更津の沖にずいぶん増えた。
そうなると景色は、気分のしみついた景色になるんよね。

帰り際に真茶色に濁った川を少し。
koumeを投げていたら、コツコツっとあたってウジーーーーーーーーと走りだす。
重い。エイっぽい・・・けど頭振るなあ。
背中が見えた。赤い。コイ!?よく見るとスレがかり。引くわけだ。
魚も疲れてきたけど、自分もすっかり疲れたぞ。
ようやく顔を出したらシーバスだった。85センチ。立派なプロポーション。

つりが私たちに・・・みたいな。

 木更津Jackで沖へ。


小林厚治さんと船長Jackさん。
ああ、なんか落ち着く!

Jackさんが「午前中叩かずに残しといたぞっ」ていうエリアでスタート。
開始早々ぐぐっときた。60くらい。そのあとすぐまたきた。こんどは81センチ。
大きい魚は風格がある。年月を感じさせる。

いま、ここのシーバスはコンディションがよい。
魚体が美しく、肉づきもしっかりしてて、よくひく。
元気で美しい魚体はほれぼれする。

こうじさん。黄金色の美しい魚をキャッチ。ナイスサイズ。
夕日の中でかがやくシーバスはほんとにきれいです。

 

ボートをバックさせながらシーバスのエラに酸素を送り込むこうじさん。
魚の元気を取り戻させながら、リリースまでの間、しばし魚を見つめる。
東京シーパラダイスの代表であるこうじさんは東京湾を愛している。愛しすぎて東京湾のような人だ。
つまり○○で△△でしかも××なすばらしい人だ。
(○△×に入る言葉は今後の宿題)

この貝、イチゴっていうらしい。
伝説の果物「イチゴ」を食べたくてしょうがない子どもに、漁師である父は、
「ほらこれがイチゴだよ」とこの貝を差し出したことから、この名前になった。
・・・とか? 

景色は釣り人の特権。

夜の部。ボートを走らせると、驚いたイワシが跳ねる。
それがライトに照らされてすごい景色になる。
それにしてもどんだけイワシいるんだ。そりゃあシーバスも集まる。
そして欲深い釣り人たちは言う。「これ、明日の朝釣れるんじゃん?」
・・・というわけで仮眠をとると朝の海へ。
しつこい笑。

昨夜近くで釣りをしていたヨッシーさんも参戦。昨年の凄腕シーバスショア部門の年間チャンピオン。
そして「ぼそぼそっとおもしろいことを言う選手権」があれば、それでもチャンピオンになると思う。

そういえば、こうじさんは昨年の凄腕オフショア部門年間チャンピオンだったから、
ふたりのチャンピオンにはさまれての釣り。

鳥を追いかけていくと魚に出会える。セイゴたちがイワシをばっしゃばっしゃ追いかけている。
体で一度はじいて弱らせてから食べたりしているらしい。ルアーにもボディアタックしてくる。
東京湾すごいね。 

釣りが私たちにもたらしてくれるもの。って、シマノのCMで言うじゃないですか。
あのセリフ好きだなあって、海の上で考えてた。

 

パンパカパーン!

KAZU★HEROさんを誘って、木更津ジャックに乗船。
キャプテンのジャックさんのすばらしいガイドもあり・・・

イナダはバッコンバッコンで、
シーバスはゴッツンゴッツンで、
タチウオもズバズバだったし、
巨カサゴがバチコーンで、
さいごはマゴチもドドーンという、
KAZU★HEROさんがほんとにパンパカパーンだった。

ほら!

ほら!

ほら!

ほらー!

翌日のKAZU★HERO家の食卓写真が送られてきた!
おいしさもパンパカパーンだったってさ!

あ行の記憶

「あっ!」
「えっ?」
「うっ!」
「お!お!お!おっ!のる?のれ!・・・あーっ!」
「いい!いい!」

木更津ジャックでイナダ釣り。
トップの釣りをやってると、船中が「あ行」の声で満たされる。

イナダに狙われ、壁際においつめられたイワシの群れが海面で泡立つ。
炭酸ジュースの表面みたいになってる。
「おおー!」

こういうのが東京の目の前の海で繰り広げられてる。それがすごい。
2週間前に来たときは、でっかいアカウミガメもいた。
今日はダツも猛スピードで突進してきた。
「うおー!」

はじめてご一緒させてもらった、たまちゃんさん、ミヤウチさん。
この微笑みから察せられるとおり、きもちのよい、釣り大好き人でした。
きもちのよい釣り人といっしょに釣りする以上に楽しいことがこの世の中にある?

厚治さん「やっぱり釣りは釣れるのがいいねえ」
一同  「ですねえ」
厚治さん「気の合う仲間と釣りをするっていうのはいいねえ」
一同  「ですねえ」

途中、シーバス狙ったり、帰りの川では、チヌも狙う。
ミヤウチさんが大物ゲット!ナイスサイズ!

そしてナイスガイ!さらにナイスデイ!もっというとナイスライフ!

Don’t think, feeeeeeeeel.

こうじさん、よっしーさんと、木更津のジャックに乗船しイナディング。

よっしーさんの「シーバスかよっ」とか「前は酔うからイヤ」とか「ああっ!」に大笑いんぐし、

ストラクチャーでのミノーの使い方も教わりんぐし、ほほーっ!となったりんぐして、

おっきなエイと格闘イングもあったりで、おなかいっぱいんぐで、帰りんぐしたのだった。

見れないものを見る。

木更津のジャックで、アニキ小林氏と日がな一日ボートシーバス。
川~河口~橋脚まわり~広大なシャローエリアと景色の違うところをせめていく。
てことは、シーバスは川にも河口にも橋脚などのストラクチャーまわりにも、
とくに変化のなさそうなシャローエリアにもいるということで、
そう聞くと、「どこにでもいる魚」という気がしてしまう。
でも実際にはどこにでもいるわけではない。なにかの理由でそこにいる。
その「理由」や、季節とか天候とかベイトによって居場所が変わったりするその「理由の変化」を
たいていの釣り人は「こうこうこうだから、いまは、こう(のはず)だ」と
語るけれど、それは「見た」ことのあるものじゃない。経験則だ。
釣った経験、釣れたと聞いた経験、でシーバスの水中の生態が頭の中にできていく。
疑り深い僕の頭半分はいつも「ほんとかなあ」と思って話を聞いているが、
やってると、たしかに季節のパターンっていうのはある。
そういうのが、なんとも不思議。
自然すげー!と思うと同時に、人間の経験則すげー!とも思う。

ああ、だらだら書いてしまった。

貪欲に、けれど注意深く獲物を追う小林氏。まるで・・・シーバスの様だ!

 フラットデッキのボートの釣りは自分が水面を走っているような気分になっておもしろい。
見ないはずの景色を見ている。
そんな景色の中で、元気いっぱいの魚たちがぽつりぽつりと釣れつづけると、気分サイコー!
・・・のはずだが、今日はお腹がいたくてタイヘンだった。
橋脚まわりについたカキがでっかくてうまそうだったから、
「これ食えるんすかね?」と聞いたら、船長ジャックさんが
「ハラ痛いんだからやめとけば?」と。そりゃあそうだ。

ああ、ダラダラ書いてしまった。

明るいうちからNODE130にくってきた!

こちらはその前日に地元横浜で。70アップが釣れた。
これも「年に一度この時期ここに魚が集まる」+「とくにあそこの沈み根に大きいのがつく」
という人から教わった経験則にのっとったものだ。
だからといって、経験則が「まったくあてになんないじゃーん」っていう日もあり、
それもまた釣りのおもしろいところかなあと。

あたらしい春

沖の堤防から帰ってくると、
港の岸壁に伸びたワカメを地元の人たちがわいわい言いながらとっていて、
その先に広がる草原の公園からは、ひばりの鳴き声がさかんに聞こえてくる。
ああ。と思っていたら、目の前にカラスのつがいがとまった。

陸だけでなく、海の中にも春のパターンというものはやってきたようで、
明確にではないけれど、たしかに、魚の存在感。
1年たって、なにげなく、いつものように、春のパターン。
そういうのは、とても元気づけられます。
春が来たぞ、春が来たぞ、元気づけに来たぞ、とあちこち、どこもかしこも、春が言ってくれればいい。

さあ、ところで、いよいよ、まじで、うはー、週末は五島へ。
上の方とともに(写真こわい・・・)。
考えてみれば、ひょんな縁から、意外な展開の釣行。
魚に出会うのも、景色に出会うのも、人に出会うのも、ぜんぶおもしろい。
釣りはすばらしい期待でできている。
ネガティブ思考の僕が言うのだから、それはよっぽどのものだ。

ノマド的

夜メバル、ときどきシーバス。
年齢の数だけ釣ってみよう!に
小林厚治さん53尾、ぼく39尾。ほんとに釣れちゃった。
ぼくはサンキュー!な歳なのです。サンキュー!な一年にするのです。
(ワシはゴミだー!と厚治さんは夜の海に叫んでた笑)

翌日は早起きして台湾の近くまで。
ノマド的週末。

帰ってきたら「横浜でも釣れだしたよー」と、KAくんパパからのメール。
ホームで75センチ釣ったらしい。
なーんか海がそわそわしてるぞ。