月別アーカイブ: 2012年10月

clear water

東京湾なのに水が南の島のようにクリア。
おかげで、かけた魚の半分以上はバイトの瞬間が見えていた。
秋が深まり岸際までもっとクリアになってくると
ランカーも増えてくる。と、ジャックさん。

空もクリア。朝はずいぶんひんやりとしてきた。

このあいだここでうんこした。こうやってみてみると愛着がわいてくる。
釣ったこと、したこと、話したこと、
あれやこれやが木更津の沖にずいぶん増えた。
そうなると景色は、気分のしみついた景色になるんよね。

帰り際に真茶色に濁った川を少し。
koumeを投げていたら、コツコツっとあたってウジーーーーーーーーと走りだす。
重い。エイっぽい・・・けど頭振るなあ。
背中が見えた。赤い。コイ!?よく見るとスレがかり。引くわけだ。
魚も疲れてきたけど、自分もすっかり疲れたぞ。
ようやく顔を出したらシーバスだった。85センチ。立派なプロポーション。

祝キクヤさん仲間入り。

堤防にあがったらいい秋の空でしたよ。
いつかキクヤさんにも、
釣り人にしか味わえないあの気持ちを味わってほしいとずっと思っていた。
そしてついに本日2012年10月20日。横浜沖堤、旧白灯にて。
キクヤさん、初ボーズ。やりましたね、とうとう。
やっとキクヤさんのことを仲間と思えるようになりました。

僕には2発きて1つゲット。全く引かない痩せた魚。
片目が見ないようだった。エサをとるのに苦労しているのだろう。
狩りやすい獲物に出会ったと思ったらルアーだった。
せつなかったろう。

ビビるの大事!

関東を離れる前に一度釣っておきたかったヒラメ。
ヒラメといえば平砂浦。
着いた瞬間テンション上がって叫びました。ミーハー!
にしてもここは管釣りか?てくらい釣人ズラリ。
そして、がんばるも、あたらず。あきらめます。

帰りにいいサラシ発見。急きょヒラスズキねらい。
でも房総の低い磯と太平洋のうねりは油断禁物やったほんとに。
ウェット着る。一歩下がる。ルールにする。

僕にはできる。(秋ヒラその2)

翌朝も波は残っているみたいだったので、少しだけ磯に行ってみる。
けど、昨日とうって変わって反応がない。波もどんどん落ちて、サラシもなくなってくる。
あきらめモードで帰りつつ、風のあたるポイントを探してみる。
初めて訪れる海岸。浅い。けど沖の瀬と目の前の瀬の間がえぐれてて、そこに
沖の瀬でできたサラシが払いだしてる。浅いからコモモにしてみる。
最初のアタリは合わせ切れ。PEが根ズレしてたみたい。
リーダー結び直して一投目、ダツ。
しばらくポイント休ませて、投げたら、ピックアップ寸前にルアーひったくっていった。
ぐんぐん下に潜る。チヌ?と思ったら、ヒラだった。60くらい。

釣りは釣れるから楽しいんだけど、でも、
自然を相手に自分が(仲間に影響受けながら)成長するってところが
ひとつの醍醐味だと思う。
ヒラスズキは(ぼくは)必死になんないと釣れないから、成長しないと釣れないから、
そういうのもあってあこがれる。

そんけいする釣り人たちを横目で見ながらなんとなく学んだことを海にぶつけながら
なにかを引き出して、気がついたら、前よりほんの少しだけ、釣れるようになっている、
というか対応できるようになっている、っていうのは
すごいことなんじゃないかと。

ルアー変えてみるけど、なんだかkomomoしかあたらない。
あと2匹komomoで。まったく同サイズ。群れてたんでしょう。

釣り終わって、喉カラカラで、帰りの道の自動販売機でアクエリアスを買い
一気に飲み干す。どん、と置いた瞬間、ラベルに書いてあるキャッチコピーが目に入る。
「僕にはできる」
いいコピーだ。

秋ヒラ(その1)

秋の市民運動会に合わせて五島に帰省してました。
帰ったからにはちょっとでも磯に立ちたい。
いつか大きなヒラスズキを釣るために、ひとりで、少しでも経験を積んでおきたい、なんて思うわけです。
朝の2、3時間だけでも、と夜明けの海に向かいます。
思ったより波風強くて釣りづらいのだけど、
タイミング見計らって投げてたらあたりました。
やたら引くので、デカい?と思ったらスレ気味にかかってただけ。50くらい。
でも綺麗で元気な魚体です。うれしくてフハフハ言ってしまう。

なんだか魚の気配がするので、同じポイントを再び攻めます。
投げた瞬間強い風が吹いて、思いがけず突き出した岬の先端ぎりぎりに着水。
根がかりやばい!と思って竿を突き出して巻きはじめた途端にガツン!
あわててあわせる。
喰った場所が瀬際のほんとギリギリだったので、立ち位置変えながら
ひきはがすのに必死。重い。浮いてこない。またスレ?
ゼエゼエハアハア言ってる。サラシの中から魚体が見える。
おおきい・・・

バレるなっ!って思った瞬間大きな波にもまれてテンションがふっとゆるむ。
あああっバレた?
って思ったら大きな岩の陰からヌッと魚体がこちらに向かって泳いでくる。
必死に巻く。再びテンションが戻る。波を利用して一個ずつ岩を越してくる。
フウフウ、ゼエゼエ。
最後、波打ち際の岩に乗せたら、飛び降りて、リーダーつかんで、
グリップを口につっこんだ。・・・獲った!

ひとりで獲った!ヒラスズキ!
ゼエゼエ。ハアハア。
メジャー持ってきてない。手めいっぱい広げて4回、それでもまだけっこう余ってる。
80はあるんでしょう、きっと。
膝がガクガク。息がゼエゼエ。
最初に釣ったヒラ以来のナイスサイズだったから、
ずっと釣りたいって思いつづけてたから、うれしくって泣きそう。
なのに、魚のあまりのプロポーションに「そん体高っ!」って、へんなツッコミを入れたりする。

波が流れ込む場所で、しばらく魚の体力を回復させる。元気に海に戻ってほしいけど、
行ってほしくない気もする。もっと魚を見てたい。かっこいい。一心同体になりたい。
ありがとう。ありがとう。
フィッシュグリップを離す。
岩の間を抜けて、ぬらり、ぬらり、と魚が戻っていく。

その後、ほかのポイントも少しまわったけど、もういいや、という気分。
もう満足。出会えたもん。
帰る。帰りの景色が違って見える。道路標識でさえ美しい。
すれ違う対向車がスローモーションで見える。
畑に水をまいているオッサンの姿も美しい。なんて世界はすばらしいんだ。
ってバカみたいに夢見心地でいたら、だんだん、
ほんとに釣ったのかどうかがあやしくなってくる。

釣った写真も残ってるのだけど、釣った手触りも残っているのだけど、
なんか、やっぱり、いちばんの強烈な釣りの感動は
釣ってるその場所にしかないんだと実感する。
だから再び磯に向かいたくなる。

時系列




●小林厚治氏とすれちがう●仕事の話?ちがう●JACKに乗ろう●LIFEはSLOW●ワクワクする●翌朝乗る●500羽くらいの鵜が飛び立つの見て大騒ぎ●お腹が痛くなる予感して胸騒ぎ●いきなりJACKさん80センチ●お腹が痛いぞおれピンチ●海の上の番小屋よじ登る●360度まる見えう○こもらす●厚治さん写真やめてくださいよう●釣り再開でも釣れないよう●魚のたまり場発見JACKさん読みサスガ●厚治さんギリギリ攻めるサスガ●ちょっと釣ったらすぐスレる●ボイル発見●イナダキャッチ●でも続かず●厚治さん午後から仕事●一旦沖上がり●ガストでひとり生姜焼き●昼寝●夕まずめの川●不発●セナさんと出会う●人当たりの良さに感心●緊張せずに安心●夜の部出港●ライト前ボイルでゴー●俺だけ喰わせきらん●なんでyo!●なんでyo!●やっとだyo!●セナさんほんといい人●今後ともよろしくおねがいします●寄港●釣り足りん●川●JACKさん「上げ2分でくるよ」●ほんとにきた!●いい型●とりこみバラし●だよね●帰宅●ふらふら