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想像力の明暗部。

急に冷え込んだ日。
夜の川へ繰り出してみました。
でかいシーバスが出るシーズンなのです。

上流から落ちてくるベイトを、明暗部で待ち構えるシーバス。
その鼻先へ、ルアーを流し込んであげる。
やったことない場所ですが、イメージはバッチリです。
あれです。メジナのフカセ釣りと同じです。
流し込んで流し込んで鼻先でドンです。できます。知ってます。

って思ってるんですが、くわない。なんでや!
いっしょに釣りしている小林厚治さんは、、、、

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70アップのまるまる太ったやつをボコボコかけている。。
同じしかけに同じルアー使ってるのに。なんでや!
「高知のアカメと同じ要領だよ!」と厚治さん。

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アカメ・・・やったことないし!

ちなみに、帰り道にコツを聞いたら、明暗部に差し掛かるとき、
「ちょいちょい」ってしたり「くいくい」ってしたり、
間をつくったり、あれやこれややってるのだそうです。

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最後にストラクチャー周りに移動。狙いは明快です。経験もある。
わりかしすぐ2本出ました・・・ホッ

釣りは、外から見たらめっちゃ単純そうなのに、
必要な水中への想像力って、実ははんぱない。
その想像力を鍛えるのは、
果てしないトライ・アンド・エラーでしょう。
もっと釣り行かなきゃ!

 

東京湾

jack

そのことを思っちゃうと、
もうそうしないわけにはいかない、っていうときありますね。
ちょっと前ですが、
キクヤさん誘ってジャックに乗ってシーバスを釣る、
っていう妄想にとりつかれまして、
そしたらキクヤさん行けるっていうし、
ジャックさん空いてるっていうしで、ナイト便に乗船。
東京湾は3年ぶりくらいか。

kikuyasa

ことシーバスに関しては、ほんと東京湾すごいです。
この日も途中から釣り堀状態になりました。
トップへの出方がアマゾンっぽくて(行ったことないけど)、
ここはアマゾンだつって大騒ぎしてました。

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また夜の工場まわりが超かっこよくてですね。
五島の海もいいですが、東京湾もいいよね。

よか人

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川に散歩。深呼吸大事。
小さいけど元気なやつがかかってくれた。
久しぶりの夜釣りでヘッドライト忘れてたんやけど、
ちかくで釣ってた人がランディングんとき照らしてくれて。
ちょっと話して、がんばってくださーい、って帰っていった。
感じのいい人やったなあ。知らない同士なのにさ。
こんどからそういう人は抱きしめようって思う。

night on the planet

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仕事ばっかりでウズウズしてたので、同じくウズウズしてた
デザイナーのチョーさんを誘って、夜の川へ

考えてみたら、まだ福岡でシーバスを釣ったことがない。
どこでどう釣れば釣れるのかもよくわからない。

チョーさんはシーバスにハマったにもかかわらず、まだつりあげてないらしい。一匹でらんかなあ。

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どこでどう釣れるのかさっぱりわからないので、やさしそうな釣り人にどんどん話しかけて
いろいろ聞いてみる「根掘り葉掘り作戦」をとってみたら、福岡の土地がらなのか、昨夜はたまたまなのか、
ほんとナイスガイな人たちで、話がもりあがる。
上のお兄さんはチョーさんのもつれた糸を直してくれた!
あなたがもつれた糸をまっすぐにしてくれたから、きょうはほどけ記念日。

お兄さん情報によると、
「ルアーはピンクがいいっすよ!ピンク!まちがいなくピンク!もしくは赤!」
「古びれた服を着たオジサン釣り師たちに聞くとすごい情報を持っている」
「いっそエサ釣りのほうがいいかも」

っていうことらしくて、、、

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お兄さんがおれのルアーボックスの中で「そう!それそれ!
」と指差した
ピンクのサスケ投げると、、、、福岡初シーバス(セイゴやけど)!

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こちらのお兄さんは、「たまたまリップが折れてると良く釣れるルアー釣法」を惜しげもなく教えてくれた。
リップのたまたまな折れ方に秘密があるらしい。うーん、真似しようがない!
カメラを向けると「おれ写真苦手さねー、でも雰囲気なら撮っていい」
ってことで、雰囲気だけ。また会えるとよいのだが。

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チョーさんの初シーバスの瞬間よ、おれの目の前でおきろ!
って思ってたけど、なかなかちゃんとのらん!2バラシ!おしいっ。
あんまりつれんやったけど、人がおもしろかったけん、いい気分やった。

ショート・グッバイ

東京湾での最後の釣りは、木更津のシーバスボート「ジャック」さんで。
キクヤさんと、冷たい雨に打たれながらあっちこっち打ってまわりました。
キクヤさん、開始早々おおきいの。さすが、もってる。

ルアーフィッシング始めるきっかけになったタケルさん、ゆうちゃんぱぱ。
あれこれいっぱい教えてもらったコウジさん。いつもすばらしいガイドしてくれるジャックさん。
会社での釣り話で盛り上がってくれるカズヒロさん、いちはらさん。
いつかいっしょに釣りのCDをだす(はず)キクヤさん。
横浜沖堤のあこがれハットリさん。スーパー大学生マサ(笑)・・・・
東京湾でいっしょに遊んでもらったすべてのみなさま、まじほんと超ありがとうございました。
みなさんのおかげでずいぶん救われたのですが、たぶんそのことはうまく伝わらないだろうなあ。
しばし、さよならです。九州来るときはレンラクください!

若いころは東京の海をこんなに好きになるなんて思いもよらなかった。
なんだって踏み込んでみると世界は開けるもんです。あんがとう東京湾。

clear water

東京湾なのに水が南の島のようにクリア。
おかげで、かけた魚の半分以上はバイトの瞬間が見えていた。
秋が深まり岸際までもっとクリアになってくると
ランカーも増えてくる。と、ジャックさん。

空もクリア。朝はずいぶんひんやりとしてきた。

このあいだここでうんこした。こうやってみてみると愛着がわいてくる。
釣ったこと、したこと、話したこと、
あれやこれやが木更津の沖にずいぶん増えた。
そうなると景色は、気分のしみついた景色になるんよね。

帰り際に真茶色に濁った川を少し。
koumeを投げていたら、コツコツっとあたってウジーーーーーーーーと走りだす。
重い。エイっぽい・・・けど頭振るなあ。
背中が見えた。赤い。コイ!?よく見るとスレがかり。引くわけだ。
魚も疲れてきたけど、自分もすっかり疲れたぞ。
ようやく顔を出したらシーバスだった。85センチ。立派なプロポーション。

祝キクヤさん仲間入り。

堤防にあがったらいい秋の空でしたよ。
いつかキクヤさんにも、
釣り人にしか味わえないあの気持ちを味わってほしいとずっと思っていた。
そしてついに本日2012年10月20日。横浜沖堤、旧白灯にて。
キクヤさん、初ボーズ。やりましたね、とうとう。
やっとキクヤさんのことを仲間と思えるようになりました。

僕には2発きて1つゲット。全く引かない痩せた魚。
片目が見ないようだった。エサをとるのに苦労しているのだろう。
狩りやすい獲物に出会ったと思ったらルアーだった。
せつなかったろう。

時系列




●小林厚治氏とすれちがう●仕事の話?ちがう●JACKに乗ろう●LIFEはSLOW●ワクワクする●翌朝乗る●500羽くらいの鵜が飛び立つの見て大騒ぎ●お腹が痛くなる予感して胸騒ぎ●いきなりJACKさん80センチ●お腹が痛いぞおれピンチ●海の上の番小屋よじ登る●360度まる見えう○こもらす●厚治さん写真やめてくださいよう●釣り再開でも釣れないよう●魚のたまり場発見JACKさん読みサスガ●厚治さんギリギリ攻めるサスガ●ちょっと釣ったらすぐスレる●ボイル発見●イナダキャッチ●でも続かず●厚治さん午後から仕事●一旦沖上がり●ガストでひとり生姜焼き●昼寝●夕まずめの川●不発●セナさんと出会う●人当たりの良さに感心●緊張せずに安心●夜の部出港●ライト前ボイルでゴー●俺だけ喰わせきらん●なんでyo!●なんでyo!●やっとだyo!●セナさんほんといい人●今後ともよろしくおねがいします●寄港●釣り足りん●川●JACKさん「上げ2分でくるよ」●ほんとにきた!●いい型●とりこみバラし●だよね●帰宅●ふらふら

マサがきた(笑)

マサがきた!(笑)
マサがビックリマン高田と五島にヒラスズキ遠征に来ていたのは今年の3月。その磯で僕らは出会った(笑)
それ以来だ(笑)

マサは東京で大学生になったのだ(笑)
そして世界中で大物を釣っているマサは東京湾のシーバスを釣ったことがないという(笑)
そりゃ行かなきゃ(笑)

マサが堤防に立った!(笑)
でも魚はシブシブ(笑)
天気もひどい。昨日まではこんなんじゃなかった。もしやマサのせいでは?と心によぎる(笑)
とかなんとか考えていた終了間際の時間。遠くから僕を大声で呼ぶ声が(笑)
マサの竿が曲がってる!(笑)

マサが釣った!(笑)
「ドラグゆるゆるのタコヤキさん方式でエラあらいさせませんでした!」と言ってる(笑)
僕もタコヤキさん方式で「知らんけど」と答えておいた(笑)
東京湾初シーバス、目測55センチ。この際大きさはどうでもいい(笑)

マサが食べた!(笑)
早朝からの釣りで腹がへってたのだろう(笑)
今夜のおかずもほしいいう。できれば旬のイナダを食べたい、という(笑)
よーしじゃあ午後船にのってイナダジギングやるか(笑)

マサが船に乗った!(笑)
そしてものすごいシケ。雨もすごい(笑)
やっぱりこれもマサのせいじゃないかという考えが頭をよぎる(笑)

小林厚治さんとティムコの下田さん!(笑)
海の状況が悪すぎで、船はこの2人とマサと僕で貸し切り(笑)
こんな日に釣りするのは確かにどうかしてる、と大きく船に揺られながら、
全身びしょびしょになりながら思う。そしてもしやマサのせいでは?とまた考える(笑)

マサが出会った!(笑)
なんと船中全員ボーズ!(笑)
こんなことめったにない。マサ・・・ある意味、持ってるな(笑)

そしてマサは帰っていった!(笑)
その後、天気がすっかり良くなったのは言うまでもない(笑)

つりが私たちに・・・みたいな。

 木更津Jackで沖へ。


小林厚治さんと船長Jackさん。
ああ、なんか落ち着く!

Jackさんが「午前中叩かずに残しといたぞっ」ていうエリアでスタート。
開始早々ぐぐっときた。60くらい。そのあとすぐまたきた。こんどは81センチ。
大きい魚は風格がある。年月を感じさせる。

いま、ここのシーバスはコンディションがよい。
魚体が美しく、肉づきもしっかりしてて、よくひく。
元気で美しい魚体はほれぼれする。

こうじさん。黄金色の美しい魚をキャッチ。ナイスサイズ。
夕日の中でかがやくシーバスはほんとにきれいです。

 

ボートをバックさせながらシーバスのエラに酸素を送り込むこうじさん。
魚の元気を取り戻させながら、リリースまでの間、しばし魚を見つめる。
東京シーパラダイスの代表であるこうじさんは東京湾を愛している。愛しすぎて東京湾のような人だ。
つまり○○で△△でしかも××なすばらしい人だ。
(○△×に入る言葉は今後の宿題)

この貝、イチゴっていうらしい。
伝説の果物「イチゴ」を食べたくてしょうがない子どもに、漁師である父は、
「ほらこれがイチゴだよ」とこの貝を差し出したことから、この名前になった。
・・・とか? 

景色は釣り人の特権。

夜の部。ボートを走らせると、驚いたイワシが跳ねる。
それがライトに照らされてすごい景色になる。
それにしてもどんだけイワシいるんだ。そりゃあシーバスも集まる。
そして欲深い釣り人たちは言う。「これ、明日の朝釣れるんじゃん?」
・・・というわけで仮眠をとると朝の海へ。
しつこい笑。

昨夜近くで釣りをしていたヨッシーさんも参戦。昨年の凄腕シーバスショア部門の年間チャンピオン。
そして「ぼそぼそっとおもしろいことを言う選手権」があれば、それでもチャンピオンになると思う。

そういえば、こうじさんは昨年の凄腕オフショア部門年間チャンピオンだったから、
ふたりのチャンピオンにはさまれての釣り。

鳥を追いかけていくと魚に出会える。セイゴたちがイワシをばっしゃばっしゃ追いかけている。
体で一度はじいて弱らせてから食べたりしているらしい。ルアーにもボディアタックしてくる。
東京湾すごいね。 

釣りが私たちにもたらしてくれるもの。って、シマノのCMで言うじゃないですか。
あのセリフ好きだなあって、海の上で考えてた。