ヒラスズキから帰ってきた後、息子とキス釣りへ。
息つくヒマもない(釣りやけど)。
「あたった!」と息子。
見ると竿が小気味好くふるえてる。
が直後に
「あれ、巻けなくなった!」と。
竿が大きく曲がってる。
藻でもひっかかったんやろ。いいけん、がんばって巻かんね。
って無理矢理巻かせたら、海面にぽっかりマゴチが浮いてきた。
・・・でかい。キスを丸呑みしてる。
これは・・・上がらんやろ。
となりの堤防を見る。けっこう離れてるんだけど、イカ釣りしてる老夫婦がいた。
息子から竿を受け取り、
「タモ借りてこいっ!全速力!」って走らせる。
息子めっちゃ速い!運動会のときより速い。
その間、針が外れ、キスも外れ、ああもうダメかと思ったら、
胸びれに針がひっかかってくれた・・・奇跡!
ドラグゆるゆるで魚を誘導する。
タモを手に息子が戻ってきた。
「ちょうど向こうもゼエゼエ・・・大きなイカがかかっててハアハア・・・
手が離せないってハアハアハア・・でもキミが先に使いなさい!って
めっちゃゼエゼエ・・いい人ゼエゼエ・・・いい人やった!」
マゴチ、無事にネットイン!
「タモ返してこい!全速力!」と再度息子を走らせる。
帰りがけ、老夫婦のところにお礼に立ち寄ったら、
タモの返却は間に合って、イカも無事にとりこめたとのこと。
「2キロありましたよ!」とご主人。よかった!