月別アーカイブ: 2011年11月

まちがい電話

「話せる?」
「はい」
「いま浦戸湾にいるんだけど、」
「ええ」
「いいのバラしちゃったー」
「浦戸ってことは・・・目の赤いやつ?」
「そうそう、目の前まで寄せたんだけど」
「ほう」
「ロッドが折れて」
「ほうほう」
「・・・・」
「・・・・」
「あれ?もしかして・・・中村さん?」
「ですよ」
「RED中村じゃなくて?」
「じゃなくて」
「まちがいでんわ~ でもいいや 報告させて!」
「はいもちろん、聞きたいし笑」

小林厚治さんのおもしろい話、そのうちブログで読めるでしょう。
http://www.fimosw.com/u/fimo1091?blog_tag_id=AOYTLe7sZ63E

エアーフィッシング

離岸流を見極めると、立ち位置を確認。
波が崩れる直前にフルキャストして、まずは表層をとろとろひいてみる。
すると、ほんの20m先のかけ上がりでドンッ!って来て、
ずり上げると70センチくらいはありそうなヒラメじゃないか。

浜で仕事している漁師さんたちが集まってくる。
「こんな近くにこんなデカイのがいるんだ。わしら沖に出るだけソンじゃな。兄ちゃんスゲエなあ」
と声をかけてくる。
うれしくてニヤニヤしてるのがバレないように、
「いい海ですねえ、ここは」なんてつぶやく。

仕事の現場が
なんだかすごく釣れそうな砂浜だったため、
ずーっとそんな妄想にとらわれてしまった。

朝。

 

From morethan to muthan !

いきなりレバーブレーキ買ってきたごいちろー

五島高校からの親友ごいちろーとの釣り。
ごいちろーと海に行くのは20年以上ぶり。あぶんぜで一緒に磯男を見た以来だ。
(磯男については長くなるので書かない)

 

たのうえくん&ごいちろー

ごいちろーの後輩タノウエくんともども
なんとかシーバス釣ってもらいたかったのだけど、なかなかこれが状況きびしく。
(あ、でもごいちろーは青物かけて目の前ポロリしたらしい)

おれは自分のふがいなさに、大リーガーが自分のバットをへし折るようにロッドを折ってやった! 

モアザンがムザンに!

 っていうのはもちろんウソなんだけど、うわーん相棒のモアザンが真っ二つに!
ロッドの上半分が、イカを釣るときの「ヤエン」のように
す~っとラインをつたって海中に落ちていったYO!あぜんとしたYO!

なんだかもんもんとするので、夕方から第2ラウンド、横浜の沖堤へ。
シーバスとメバルねらい。
夜光虫ビッカビカ!夏より光ってるじゃないか!ラインめっちゃ細くしたりなんかしてやってみる。
魚はいる。確実に。だって光の塊が何度も追いかけてくるんだもん。あたるけど、のせられない。
メバル竿にもちかえたらこれ。

セイゴ以前の呼び名っなんだっけ?

帰りに船宿で聞いたら、ぼくの向かい側の堤防で投げてた名人Hさんは
そんな状況でも4本とったらしい。さすが。
違いは何なんだろう。こんど思い切って話しかけてみるかな。

20111112昭和音大ホール

頭痛薬でぼーっとしながら聴く。
マーラー1は要所要所で突然ゆっっっっったりとさせてた。
クサくなりそうなのにそうならなかったのはていねいな演奏のせいだと思う。
上手とか下手とかはわからないけれど、とにかくていねいで、
「ていねい」というのはすばらしいものだと思いしらされる。

左前にすわってたオッサンが途中からポロポロ泣きだした。
ツイッターで調べてみたら、コンサートに来てた人たちがずいぶん興奮してた。
みんな満足だったらしい。

妻を釣り好きにプロジェクト

五島に帰省中、「妻に魚を釣らせる」という一大プロジェクトを敢行。

で、家族で堂崎へ。
景色がいいのと、投げればなんかくってくる場所なので
ファミリーフィッシングにはうってつけかなあと。

バレーボールをやってたからか、キャスティングはすんなりできた。
一投目からバイト。バラしたけど。なにげにセンスある・・・のか?
ぐぐっときたら、グっとあわせて!グっと!ってアドバイスすると・・・・

グっ!とやってる。そして釣ってるし。
エソくん、空気読んでくれてありがとう。

初ゲットまでの所要時間、およそ15分。
この後、海上タクシーの船長に、波をかぶるからそこ離れろーっ!って注意されて終了。
船長さんが「やさきびしい」のは全国共通である。

ロックフェス・イン・五島!

五島に帰った瞬間、クウルさんとタコちゃんから釣りのお誘いが。
遊ぶ約束だった息子に事情を話す。
釣りなら・・・しょうがないか。と息子。
はうう。泣ける。
人生における釣りの重要さをこうやって覚えていくのだろう。

いざ、五島ロックフェスへ。
ロックって磯やけどね!
今回はしかも密林探検と断崖クライミングと絶景ウォッチングつき。

 

密林を、断崖を、必死についていくこと2日間。
目の前に広がる手つかずのサラシ。
こんなスペシャルなポイントにもかかわらず、

「どうぞ最初に釣っちゃって!」って二人が言う。
「そんなの申し訳ないです」

・・・・って言いながら投げてた!
末っ子体質の体が勝手に動いてた!
ほんとに一投でズドン!会えたよヒラスズキ!
東京の電車の中で夢想しつづけたその姿。格好良すぎる。

おもしろくて笑いつづけるような日々は
ふとすぐそばになんだかせつない気分が潜んでいるのを
ついつい意識させられて、それがどうにもせつない。

故郷五島が、いま住んでる場所でなく、
ときどき訪れる場所だからそう思うのかな。
なんにせよすごく好きな場所だからそう思うんだろうなあ。
そんなふうに思わせてくれる人と風景と思い出とにありがとうございますっと
この横浜のベランダから叫びたい気分。

五島はいいところです。

そろそろ行ってもいいのかな。

写真を整理してたら、こんなんでてきた。
メジャーなんかあてた写真で
大きさを自慢したいわけではなくって、この日付!

メバルってもっと冬じゃないと釣れないと思ってたのだが、
去年は10月下旬にはもうメバル釣ってたんだなあ。
すっかり忘れてた。

じゃあもうこのへんでも釣れるのかな。
行こうかな。
いっしょに行きません、だれか?

(それはそうと、明日からちょっくら五島いってきます)