月別アーカイブ: 2011年9月

天、仰ぎまくり。

2日連続川崎新堤。
シーバスばんばん追いかけてくる。が、ことごとく見切っていく。
さんざん好きというそぶりを見せるので
よーし!とこちらから告白すると
「何勘違いしてんの?」とフラれるあのパターンだ。

やっとかけた。が、バラす。天を仰ぐ。

またバラす。天仰ぐ。

バラしまくり、仰ぎまくる。

そんなおれに釣られるなんて・・・よっぽど運が悪いぞ、キミ。

テクトロでつりました。

つりましたよ!・・・足が。
今日はシーバス初挑戦のいわさきと川崎新堤へ。

「ルアーを引っ張りながら、
 この数キロに及ぶ防波堤の端から端まで歩けば
 ぜったい一匹はかかるから。
 かかったら、網ですくいにいくから、きたーって叫んで」

それだけ言うと、あとは歩いてもらった。
勘がいいのか、10分くらいで「きたーっ」の叫びが聞こえる。
見ると、ああ、遠い・・・
あそこまで走りたくない・・・
と思ってたら、「どあーっ」の叫びが聞こえる。バラしたらしい。

自分もテクトロやってみる。なんだか今日は・・・

 

いいんじゃないのー。型は小さいがコンスタントにあたる。

沖を狙うとまあまあのがかかる。走る。
青物?と思ってたらヘンなとこからラインブレイク。
ああっ!って叫んで、リーダー結び直し
同じとこに投げるとすぐさまヒット!
そして再びヘンなとこからラインブレイク!泣きたい!サワラかなんかかな?

ふと、はるか遠くを歩いていたいわさきを見ると、竿が曲がってる。
どうするのかなあと眺めてたら、カツオ一本釣りのように魚をぶり上げている。
豪快すぎて笑ってしまう。

写真をとってあげようとダッシュしたのだが、
針をはずした瞬間魚をつかむと、
釣り上げたときくらい豪快に、高い放物線で海へリリースしてた。
「早く海にかえさなきゃ死んじゃうと思って・・・」と。えらい。
というわけでガッツポーズのみの写真。
人生初シーバスは写っていないが、魚へのやさしさが写っている。とかなんとか。

ぼくも本日5本目を追加して終了。
いやー歩いた歩いた。途中足がつりました。

会社でそこまでの顔はしない。

会社の先輩、かずひろさんと沖堤へ。
昨年、はじめていっしょに釣行したときは、
買ったばかりの最新式ゴアテックスウェアで完璧に身をつつみ、
「そこだと波をかぶって濡れますよ」という僕のおせっかいに対し、
「・・・むしろ濡れたいんだ」と答えたかずひろさん。

ほら、会社でここまでの笑顔にはならないすよねえ。
いい顔見させてもらいました。
にしても・・・釣る、釣る!

どうしてるかなあ、たのしんでるかなあ、
と姿をチェックするたび竿が曲がってました。
メジナ35センチを筆頭にたくさん。
ナイスなカサゴもひっぱりだしてました。

僕の釣果は・・・
同行者の笑顔こそが僕の釣果なのだ・・・
とかなんとか言い聞かせてみたりして・・・

うん、でも、釣りはほんといいね。
かずひろさん、またいきましょう。

北海道のクマ的な魚。

五島からの返信メールにはただ一文、
「メーターもあり得る話です(笑)」。
と書いてあり、写真が添付されていた。

星野道夫は高校生のころ
北海道のクマにとても魅かれていたのだそうだ。
東京の電車にゆられているその全く同じ時間に
北海道では巨大なヒグマが歩いている、
という事実に心を動かされたと書いてあった(気がする)。

ぼくにとってこのシーバスはそのクマだと思った。
遠く離れた故郷の、なんてことない川に
こんなシーバスがいまこの瞬間もゆうゆうと泳いでいる
と思うと、釣りたいとかそういうこと以前に、
なんかこう、うれしくなる。

サバサバした気分で。

本牧の海はいま、
「イワシをベイトとしたサバをベイトとした人のナブラ」がたってます。
食物連鎖がよく観察できます。
かくいうぼくも表層でサバ追い回しました。
この日はポチャン・・・トゥイッチトゥイッチトンッ!でした。
よく引きます。
サバ、ナイスファイターっす。
それにしても、すごいイワシの数!
サバ以外の魚もついてて良さそうなんだが。

情熱湾奥

抜けるような青空にうかぶ、真白い雲のような。
スカッと、くっきり、明るい。
小林厚治さんとマゴチング。

ちなみにこの写真、
海に落ちそうになってるわけではありません。
横浜サイコー!東京湾サイコー!のポーズだそうです。

となりで釣りしていたら、元気がうつりました。

ほんとは魚かかえて写真撮影のはずだったんですが、
この抜けるような空と真っ白な雲の前では、
まっさらな気持ちで、まっさらな釣果で、
なにも持ってないけど、夢だけは持っている少年のようにありたかった。
そういうわけで、魚は持っていないのである。
釣れたとか釣れないとかそういうのはもういいのである。
そう、負け惜しみなのである。

エネルギーをいただきました!
ありがとうございました!

追伸:あの後、釣れましたかー?

気分がリフト・アンド・フォールする。

話はこの夏休みに戻り、五島でつったそのほかの魚たち。
リフト&フォールって釣れるんだな!って思ったんだけど、
釣れたいちばんの理由は「五島だから」だったみたい。
だって、横浜に帰ってきたら、リフト&フォールで釣れやしない。

ショゴはもう、むらむらむら~っていた。

フッセンボも、横浜にいると恋しい。

尺あったんじゃないないかな。釣ったの甥っ子。

オオモンハタ。毎年まったく同じ場所でつれるの。

天ぷら、ほんとにうまかった。ごちそうさま。

アカメのうわさ

仕事で高知。
ホテルのそばの川をのぞいてみる。
カメが4匹ういていた。
この川が合流する大きな川は
シーバスアングラーが多く集まる川で、
その大きな川が流れ込んでる湾は
アカメが釣れることでも有名な湾だ。

タクシーの運転手さんがアカメのことを熱心に教えてくれる。
われらが魚、と誇らしげに話す感じがいい。
市街地を流れる川でも
たまに大物があがるのだそうだ。
ずーっとそんなだったらいい。