」カテゴリーアーカイブ

春告人

takochan

春っぽい。
ぎこちないホーホケキョが聞こえはじめた。

ami

磯際がアミだらけになってた。

hira

セイゴが遊んでくれた。

bikkuri

なんつっても、ビックリマンが来てた。
(五島では春告人と呼ばれているらしい)

hirafish

春っぽい。
ビックリマンとやっちゃんは釣ったんかなあ。

 それもまたDREAM

dream1

とうとうイチハラさんとカズヒロさんが来てくれました。
TOKYOからタックルケースにたくさんの夢をつめこんで。
初日は、1時間だけ腕慣らしに磯でヒラスズキ。
キャスティングがサムライっぽいと思ったら、イチハラさんは剣道部なのでした。
この姿勢でサラシがベストタイミングになるまで微動だにしない。武士や!

dream2

まあ、この時期そう簡単に出てくれないですからね。

dream3

明日が本番ですから、と記念撮影。釣れなくても、この日まではまだ笑顔がありました・・・

dream4

2日目のメジナが本番だったんです。五島の沖磯で寒グロ狙い。聖地ですな。
最高のサポートを約束するために、私のクロの師匠ウラさんにエスコートをお願いしました。
・・・が!
海、無反応!
頼む、空気読んで!五島の海!

dream5

視線が突き刺さります。必死にヒットパターンをさぐるも、うんともすんとも言わない・・・
エキスパートであるウラさんにさえあたりがない。
胸が痛い!こんなに胸の痛い沖磯ははじめてだ!

dream6

やっとウキが沈んだ!
「カズヒロさん!やったね!それはナベタ様といって五島ではイシダイやヒラマサよりもあがめられてる
 サカナです!やりましたね!ほらアマダイっぽいでしょ?すごい!さすが!」必死にまくしたてます。
「・・・イラでしょ?東京湾でも釣れるよ?」と一言。
胸が・・・胸が痛い!

dream7

4人でメジナ完全ボーズ。
みんなの表情にちゃんと出てる。微妙な空気感。

ウラさん:「申し訳ない!申し訳ないね!まあ自然が相手だから・・・いやあ申し訳ない!ほんと・・・申し訳ない!」

こんなに早口で「申し訳ない」を連発する人見たことない・・・
ウラさんのせいじゃないんです!こちらが申し訳ないです!
こらっ!五島の海!ほんなっこっでゲンノメばかますっぞ!

dream8

最終日。こうなったらもうアソコ行くしかない。
やっと竿が・・・曲がった!曲がってくれた!
あれ?なんだろ?なんか目からしょっぱいものが出てきた・・・
うっぷんがたまりすぎててカラダがのけ反ってます。
クルマにひかれますよっ!

dream9

それは「アラカブ様」と言って五島ではクエよりも高級な・・・

dream10

いい笑顔!いいアラカブ様!あれ、また目から何かがあふれてきた・・・。
でもほんと来てもらえてうれしかったです。
五島のドリームはまだまだ感じてもらえてないのでもう1回。
ぜったい来てくださいっ!つづきは暖かくなってから!
(ちなみにウラさん、次の週に爆釣したみたいです・・・申し訳ないっ!申し訳ないっ!って言いながら)

 

春磯

無風。南の磯にはうねりだけが残ってました。

hira1

思いのほか魚がでない。
そんな中で荒木さんがかける。

hira2

少し金色がかったナイスサイズの春の魚体。
シンペンをタイトに通してやっと、って感じらしい。

hira3

また。

hira41

イワテルも途中参加。
一本釣り上げると、足をガクガクふるわせながら(笑)、
背中をバンバンたたきハグしてくる。そういう魚だもんね。
こっちまで盛り上がっちゃって写真撮り忘れた。

hira5

おれもさんざんバラしてやっと一本!
条件が揃えば釣れるっていうけれど、それでも一本にたどりつくまでが長い!

hira4

だからうれしい。

hira32

かっこいい。ヒラスズキになりたい。

Khul’s Emotional Weather Report
イワテル坊主
たこや記

ピクニック!

R0023731

「おれたちのはフィッシングってゆーよりピクニックやけん」
年末飲んでるとき、あらきさんがそう言ったのは、
あれじつは名言やったんじゃないか。

人はこの世にピクニックをしにきた、としたら、すてきじゃなかろーか。
・・・どうやろーか。

2014初ピクニックは恒例の嵯峨ノ島。
あらきさんとイワテルくんと。タコちゃんはお休み。

hiraarakisan のコピー

fish&photo by khulmann

あらきさんがいいのを釣っていた!
聞くまで教えてくれなかった。
あ・・・つったよ、80くらいやったかな・・・と。
ピクニック的には、そういう感じなのでしょう!
にしてもきれいな魚!

ganshima4 のコピー

photo by khulmann

おれは1バラシ。でも1本かけたぞー!

釣納め2

R0023513

正確には、「釣れない納め2」でした。

R0023524

なぜだろう。

R0023526

沖では鳥が海に突っ込んでいて、すぐ近くにも
高い波の間でぷかぷか浮かびながら潜りつづける海鳥がいた。
時々太陽が顔を出して、その瞬間だけサラシが真っ白に光る。

 

 

夢とかなんとか

takochan1

R0023300

やっぱり、夢とかなんとか青臭いことは大事だ!
夢を語る人のちかくにいないと、夢を語ることを忘れてしまう!

さっき家に帰りついた瞬間、脈絡もなくその2点についてつよく思った!

五島でちょこっとヒラに行ってきた。
クウルさんと、タコちゃんと、イワテルくんと。
いい写真だと思ってしまったので、大きめにけいさいだ!

春の合唱

001

やっぱり五島はゴールデンウィークだな、と思いを新たにしたわけです。
3月、4月は、気温の変化も大きく、急に冷え込むことも多いから、まだまだ春が遠慮がちに思える。
「春、はじめてみたんですけど・・・」と「・・・」がついている気がするのだ。
それが、4月の中頃から気温も安定してきて、ゴールデンウィークのころには、
草木も、鳥も、潮の流れも、自信たっぷりに「私、春ですから!」と歌っている。
春の大合唱です。

003

そんなときは、磯を歩くにかぎる。
五島の北東の磯は、山が急にずとんと海へ落ちていて、磯を歩けば、
山の合唱も、海の合唱も、聞くことができる。

いろんな景色や魚に出会うために、朝から晩まで、とことん磯を歩いてみることにした。
最初のポイントでは、オオモンハタかエソに出会えるはず。
そう思ってワームを投げていたら・・・なんか、のそ~っとした重み。

藻か?と思っていたら、急にビクビクしだす。
最初姿が見えたときはマトウダイと思い、テンションが上がったんだけど、
正体がちゃんとわかった瞬間、さらにテンションが上がりすぎて、ドタバタしてしまった。

hirame

約50センチのラメヒー!うほほほー!うまそー(実際にうまかった!)。

005

いつもは通りすぎるだけの海岸。実は急深のナイスポイントでは?
と、エギを放り込んでみる・・・

004

おったおった!

この間もずっと、山からはホーホケキョだの、ピロピロピロだの、クユックーだの聞こえてて、
ジョギングしてる人も「つれますかー!はあ!はあ!」とか言ってて、
なんかみんな明るい。

006

海底の違いと、深度の差が、水色のグラデーションをつくる。
写真にはうつらない、風、匂い、音、思い出。ぜんぶひっくるめて春です。

あー、みんな、五島に来ればいいのに。

008

子どもの頃、父や兄と通いつめた磯へ。

007

009

子どものころ、家族の前で転げ落ちた磯。
あのときは母もここに来てた。よーこんな急斜面にピクニックにくるわ!と今になって思う。

010

011

012

なんか投げると、なんか食ってくる。アラカブと思った魚は、ソイやった。
五島では少ないんやけどね。出会えた。

日も暮れて来て、よーし、最後はいっぱつ、ヒラスズキか青物に出会いたい、とちょっとキツめの磯へ。

014

はあー。景色ですね!景色!
春の霞を斜光が照らして、ぼわ~っとなっとる。
こういうところも、五島の観光コースに入れるべきだ。急な山道を歩くことになるけど・・・。でもこれが五島やん?

目の前は流れの速い深場で、海岸の入り江は急に浅く、そこに大量のハダラらしき魚がたまってる。
期待できるぞ、と思ったけど・・・  てん、てん、てん、です。 まあ、そんなものです。

でも、夜になると、入り江はタイやらヒラスやらの宴会場になるんじゃないのかなあ。
夜ひとりでこの磯に来る勇気はないけれど。

0152

日が落ち、最後にスズキに会いたいなあと、夜の川べりを歩く。
潮の引いた岸でヘッドライトを消すと暗闇の中に音だけ残る。
カニたちのざわざわ、水の流れ、イナッコの跳ねる音、ルアーの着水音、対岸を走るジョガーの足音。
スズキの捕食音は聞こえなかった。
まだなのかな。

 

 

その土地の自然との一体感を味わうために釣りを楽しむ人。

あけまして おめでとう ございます
みなさんのことが(※1) だいすきです
だから ことしも よろしくおねがいします

大物も 爆釣もいいけれど
その土地の自然との一体感を味わうために釣りを楽しむ人(※2)
になりたいです

磯をふらふら(※3) 海をぷかぷか したいです
いっしょに 釣り いってください!

2013お正月

※1 このブログを読んでる人はすごく少ないんですが
   ぼくが把握する限り、ぼくのとても好きな人たちです。
※2 そんな釣り人を一言で言うと、、、ってしばらく考えたんですが浮かびません。
※3 あ、この休みに五島でも磯に行ったです。クウルさんと。
   心技体揃わないと釣れないヒラスズキ。その心の鍛錬でした。

GW4

死んで、閻魔大王の前に立った時、どんな話をするか。という妄想をよくする。
「天国行きか地獄行きか、お前の話を聞いてから決める。
 さあ、おまえが生きているとき何をしてきたか、話してみろ」
と閻魔さまに言われ、自分の一生のことを話す。
問題となるのは、その話を聞いた閻魔さまのリアクション。
閻魔さまになんと言われたら素敵か、それを基準に、今の人生を送りたい。
最近の僕の理想形は、話を聞きおわった閻魔さまがうなるように
「ロックだねえ・・・地獄!」と言うパターンだ(いまんとこ、ぜんっぜんそんな生き方してないけど)。
そのほかにも、閻魔さまが
「無言で抱きしめてくる」とか「ヒイヒイ笑い転げる」というパターンにもあこがれている。

で、今回知りあった、ぐっさん。
千葉から五島まで、いたずら大会に参加するためにいきなりやってきた、ぐっさん。
ぐっさんの場合、ひととおり話を聞いた閻魔大王が
「オレの跡をつがないか?」と言うはずだ。まちがいない。
悪だくみ(といってもすてきな悪だくみですよ)のすばらしい才能があり、さらには肝が据わっている。
閻魔大王が惚れこむのも無理はない!

そんなぐっさんとのヒラ釣行。
朝一のポイントで、ビューティフルバラシを経験した後は、北へと大きく場所を移動。
単独でいくつか磯をまわる。朝とはうって変わり爆風。しかも真横から。なんとか一本とった。
小さかったけど出会えた喜びはでかい。この風の中1本引っ張りだした俺!成長したな!

その帰りには、川でヒラセイゴと戯れていたぐっさんを見学。
シンゾーベイトをたくみに使い、見てるだけでおもしろい。
こーいうの、ぜんぶ勉強になる。