観光ガイドには載ってないけど、
五島に友だちが遊びに来たら連れて行きたいなあ、
というポイントがいくつかある。
釣りをしてなかったら知らなかった景色。
五島の南側、富江の磯に抜ける森(藪?)の小道も、
そんな景色のひとつです。
冬の終わりには小道いっぱいに椿の花が
赤い絨毯のようにしきつめられます。
このGWに行ったときは、
白い小さな花びらが敷きつめられていました。
サクラ?
っていう季節でもないしなあと
まわりを見渡すと、これだ。
磯を遠くからながめると、
この白い花があちこちに咲いてる。
これ、花見の価値があります。
勝手に命名、磯桜。ほんとは何ていうんだろ。
釣りをしていたら、
どんどん深い霧がたちこめてきて、
道を見失って帰れないんじゃないか!っていう怖さと、
一面真白でウットリ!っていう
気持ちが入り混ざります。でもなんか外国っぽくない?
小道を帰っていると、
キジたちがテクテクと逃げていきます。
森(藪?)の切れ目から麦畑が
突然顔を出してハっとさせられます。
釣れなくても、釣りはこういう景色に
出会えるからいいんだよなあ
と
釣れなかったことを正当化しながら
キジたちの後をテクテク歩く。
東ヨーロッパの小国のようやね。
いったことないけど。
ナウシカを上に描きたくなる。
いわさき、久しぶりやなあ〜。小国ですよほんとに!