ほんとうは仕事で行けるはずじゃなかったのに、
うまいこと片付いて、夜ちょっとだけ行けることになった。
それだけでもまず奇跡だった。
そしたら、たけるさん、ハットリさんとも合流できて、わいわい釣りをすることに。
それも考えてみれば奇跡的だ。
釣りをしてなければ決して会うことも、
ましてや冗談言い合うこともなかった人たちだ。
そして潮の具合はとっても悪いはずだった。
なのに魚たちはビンビンバンバン反応してくれたのだ。考えると奇跡だらけなのだ。
だから、釣れた魚のサイズが小さいからって、
「ま、こんなもんすかね」的なすかした態度をとった僕はほんとよくなかった。
「釣れたーっ!」って大声で叫んでよかったし、
スズキへの感謝の気持ちをこめた
「釣れたの舞」を舞うことだってできた。
たけるさんとハットリさんと抱き合って喜んでも大げさではなかった。
もっと「釣りという奇跡」への思いを前面に出さなきゃ!
つぎ、堤防の上で大声で叫びながら舞を舞ってるヤツがいたら、僕です。
そうだね。もっと喜ばんばね。
人が喜ぶ顔みるだけで釣りが成立するよね。
くはー、クウルさん、いいこと言うっ!
3月に新船さがんしま丸就航
さて、乗って渡ってみましょうか。