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ありがとう、ビッグバン。

そもそもなんでこんなことになったんだっけ?
としばらく考えてたんだけど、
やっぱり、150億年前の宇宙の誕生がきっかけなんだと思う。
で、そのあといろいろあって、地球ができたりして、
さらには生物が誕生しちゃったりもして、で、この週末には
小林厚治兄が福岡に来て、大森さんや古賀さんや真鍋さんが集まり、
惑星が衝突するように漁志くんとかU~KOリンにも会えて、
で、気づいたら博多湾の掃除してた。

まったく。つぎは何が起こるのやら。

その土地の自然との一体感を味わうために釣りを楽しむ人。

あけまして おめでとう ございます
みなさんのことが(※1) だいすきです
だから ことしも よろしくおねがいします

大物も 爆釣もいいけれど
その土地の自然との一体感を味わうために釣りを楽しむ人(※2)
になりたいです

磯をふらふら(※3) 海をぷかぷか したいです
いっしょに 釣り いってください!

2013お正月

※1 このブログを読んでる人はすごく少ないんですが
   ぼくが把握する限り、ぼくのとても好きな人たちです。
※2 そんな釣り人を一言で言うと、、、ってしばらく考えたんですが浮かびません。
※3 あ、この休みに五島でも磯に行ったです。クウルさんと。
   心技体揃わないと釣れないヒラスズキ。その心の鍛錬でした。

♪むすめ

♪ むすめ  作詞おれ 作曲おれ

むすめ むすめ むすめ
むすめ むすめ むすめ

そこにいるだけで 大物を釣ったような感動
歩いているだけで 珍魚と出会った驚き


むすめ むすめ むすぶ
ゆめと みらいを ともに 
むすめ むすめ むすぶ
ふうふの ふなか なおす

ああ そのえがお ユニバース 
おお そのことば サンシャイン
ほかのだれも わからないところが ナイス! ぼくのむすめ
じぶんでまだ きづいてないとこが ナイス! ぼくのむすめ

※くりかえし

ゆけ むすめ ゴー
いや いきすぎるな ステイ
ぼうけんしんと じせいしん はんぶんこで
すすめ すすめ むすめ

 

 

あ行の記憶

「あっ!」
「えっ?」
「うっ!」
「お!お!お!おっ!のる?のれ!・・・あーっ!」
「いい!いい!」

木更津ジャックでイナダ釣り。
トップの釣りをやってると、船中が「あ行」の声で満たされる。

イナダに狙われ、壁際においつめられたイワシの群れが海面で泡立つ。
炭酸ジュースの表面みたいになってる。
「おおー!」

こういうのが東京の目の前の海で繰り広げられてる。それがすごい。
2週間前に来たときは、でっかいアカウミガメもいた。
今日はダツも猛スピードで突進してきた。
「うおー!」

はじめてご一緒させてもらった、たまちゃんさん、ミヤウチさん。
この微笑みから察せられるとおり、きもちのよい、釣り大好き人でした。
きもちのよい釣り人といっしょに釣りする以上に楽しいことがこの世の中にある?

厚治さん「やっぱり釣りは釣れるのがいいねえ」
一同  「ですねえ」
厚治さん「気の合う仲間と釣りをするっていうのはいいねえ」
一同  「ですねえ」

途中、シーバス狙ったり、帰りの川では、チヌも狙う。
ミヤウチさんが大物ゲット!ナイスサイズ!

そしてナイスガイ!さらにナイスデイ!もっというとナイスライフ!

陶芸家 四狭間かなた 訪問記。

「空ニ吹ク窯」と言います。

陶芸家になった大学時代の友人を訪ねてきました。
栃木県佐野市。四狭間かなた(しさま かなた)はここで、
「一カ所焼」という焼き物に取り組んでます。

窯の中はこんなでした。

知らなかったのだけど、現代の焼き物は、
焼も物に適した産地の土を使いガスや電気の窯で焼くらしい。

そうじゃなくって、土もその土地のもので、釉薬(うわぐすり)もその土地のもので、
窯も薪もその土地のもので、つくろうじゃないか、というのが、かなたさんの焼き物らしい。
ちなみに四狭間かなたは陶芸家名である。

 

これがかなたさん(右の人です、念のため)

一カ所焼のこと、あれやこれやレクチャーをうける。
世の中にがつんとインパクトを残すものは、図太いカウンターであることが多い、
と常々思ってきたのだけど
(たとえば、ピカソもウォーホルも、図太いカウンターだった)
(・・・ああ、今のは、わかってる風なことが書きたい誘惑に負けた心もとない一文だった)
かなたさんのやってる一カ所焼も、ずいぶん根本的なカウンターだなあ、と思う。
すっごい当たり前なのに、やってる人がいない、っていうことには
ガツンとくるものが多いのです、ぼくの数少ない経験上ですけど。

そんなわけで、かなたさんの焼き物は、窯から手作り。
そして、焼き物をつくるのと同じ土でつくられている。
ちなみに土は、窯から歩いて100歩くらいの裏山の中でとっていた。

昔から地元の人が土をとってた場所で、土をとっている。

ぼくらが今回見せてもらった窯はできたてほやほやの窯だったのだけど、
その前に使っていた窯の断面を見せてもらった。

今まで使っていた窯の断面


内側は「焼き物」になっている。外側(つまり空気にふれていた方)は土のまま。
こういうの見て、触ると、ほうーっとなる。
すげーな土!すげーな火!ってなる。
かなたさん曰く、

「土は、焼くと、かたくなって水を通さなくなる
 ・・・っていうレベルで焼き物をとらえていたい」

名言だなあと思った。本人も、名言でしょ?って顔をしていて困った。
で、実際の焼き物も見せてもらう。いわゆる洗練された焼き物というのではなくて
ごつごつしている。質感が、じゃなくて、存在感がごつごつしてる。気がした。
おもしろい。そう、おもしろいんだな。いま気づいた。

四狭間かなたの焼き物

考えてみれば、大学時代からかなた氏は発言がばつぐんにおもしろくって
ずいぶん影響をうけたのだけど、
15年ぶりに会っても相変わらずおもしろかった。

ただ、2人の娘さんたちに「お父さんすっごいおもしろいよねー?」って聞いたら、
一瞬きょとんとして、そのあと、ぶるんぶるん首を横に振っていたのと、
なんだか妙に美人の奥さまに「旦那さん、毎日おもしろいでしょう?」って聞いたら、
本気で「は?」って顔していたのが、すごく気になってはいるのだけど。

さすが陶芸家。火のつけ方がうまい。

夜は窯の前でバーベキュー。
15年ぶりに仲のよい友人3人集まったのだから朝まで語りあかそう、とか言っていたのに
やたらみんなあくびをしだすものだから9時には床に入る。
暗闇の中で、まさか9時に寝るとはなあ、って話を夜中までえんえん話しつづける。

同行のいわさきは、影が映える男だと知った。

翌朝はテラスで朝食。
かなたさんの焼き物でパンを食べ、かなたさんの焼き物でコーヒーをいただく。

お父さんもお母さんもおもしろい人だった。

で、そのまま裏山へと犬たちと散歩。
お父さんがばつぐんにおもしろい人だということがだんだんわかってくる。
同行したいわさきは、だまされてへんな木の実を食べさせられたりしていた。
かなたさんのおもしろさは、父上の影響なのか、と思った。

熊が出ると犬たちは逃げるからね、と聞いて気が気じゃない。

そんなこんなのショートトリップ。

あ、書き忘れたけれど、今回の訪問の直前にかなたさんには第3子が生まれていて
その名を火乃土と書く。ほのと、と読むのだ。めっちゃかっこよすぎる。

「土は、焼くとかたくなって、水を通さなくなる」

そんな根源的な驚きを日々追い求めている
四狭間かなたの陶展情報や一カ所焼のことについては、こちらを。
ショートストーリーなんかも書いてあって、おもしろいです。
http://c-summer.jimdo.com/

もっと遠く!

天気がわるいから釣りに行けない。
仕事がたまっているから釣りに行けない。

というこんなときはついつい脳が釣りの妄想に走りがちになる。
こんな攻め方をしたらどうだろう。とか
あそこをさぐってみたい。とかね

エロいな。
釣りどエロ。

もっと遠く!って、ぼくもそう思います。

国境へ

日本最西端の島へ。
東京から離れれば離れるほど体中に血が巡りだすのがわかる。
筋肉がゆるんでいく。

一年中風が吹く島なのだという。
仕事の現場となった崖の下にはものすごくよいサラシ。

ヒラスズキがいるという話は聞かない。
ここではサラシからどんな魚が飛び出してくるんだろうと妄想する。
やっぱりガーラかな。
よーく目を凝らすとサラシが消えた瞬間に大きな魚体が見える。
ナンヨウブダイだ。

人の少ない島である。
注意深くまわりを見ていれば、リアル・ディスカバリーチャンネルだと気づく。
わくわくするなあ。

こちらはオオゴアゲハのさなぎ。
とある家の庭の葉っぱの裏で、金色に輝いていた。
ふ化に近づくと、もっともっと黄金色になるのよ、と家のご主人。
ふ化するまでじーっと見てたかった。

海岸でワームを投げてみたら、ヤガラがすっとんできた。
こちらも金色。
この島の生物界では金が流行りなのか?

今回の旅で聞いたナイスな言葉。
●親が出稼ぎに出て子どもと離れ離れになる、もうそうならなくていいように、島を豊かにする。(島のヒーローSさん)
●はるばる来てくれて、ありがとう、ありがとう、これでまたわたしもがんばれるよ!(90歳のおばあ)
●いまの人は紙に書くから紙が覚える。わたしは紙に書かないから頭が覚える。(古謡伝承者のおばあ)

さんきゅー

とくていのだれかを思い浮かべて、
その人をわくわくさせる
ために細かいところまでサービス精神でうめつくす。
というのがよいものを作るコツなのかもしれない。
事情より、愛情を。

そんなこんな考えさせられた39のはじまり。
あ、さんきゅーの年だ。