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ヒラマサへの道(3)

先日の、超ハード地磯で迷子になって以来、
もうキツめコワめの磯はやめとこう、と思ってました。
今回は、エントリーが厳しい場所ではない。

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・・・はず。・・・でした。・・・のだが。

いろいろあって、気づけば過酷な行程に。
途中何度か、同行のイワテルくんが「俺たちカモシカか!」と
叫んでたんですが、下の「マウンテン・ゴート」のことですね。

ネットで写真見て「すごい」というより「俺たちじゃん」と思った。
途中、荒木さんとタコちゃんは、もっとマウンテンゴートだった。

goat1 のコピー

goat3

磯に着いた時は、足がガクガク。
ふんばってキャストするも、ヒラマサはトップに出てくれない。
ジグに切り替えて、アカハタ釣る。
となりでばんばんアカハタ釣ってたクウルさんに別の大物がかかる。
ドラグがギュンギュン鳴いて、ラインブレイク。残念。

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↓イワテルとアカハタ。いい型ぞろい。

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帰り道。ふたたびマウンテンゴート。
まじできつい!でも、絶景。
マウンテンゴートも、すごい景色見てるんだろうなあ。
もうこんなのイヤだ!と思うのだけど、
道中クウルさんが「おれたち冒険者じゃん?」とか
「悠々として急げ(by 開高さん)」とか、
男心をくすぐるセリフを差し込んでくる。
いい言葉だ。男はNever Stop Exploringだ。
と思うけど、、、、やっぱキツイ。

・・・ところで、いつヒラマサ釣れるんやろなあ!

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(タコちゃんの写真借りました〜)

ヒラマサへの道(2)

でかいヒラマサが釣りたい。
クウルさんタコちゃんが、とっておきの地磯に誘ってくれました。
私は初めての場所。高いとこが苦手なので事前に確認したのです。
「そこは降りるのに怖くない地磯なの?」と。
そしたら「怖くはないよ。長いだけで。」との返事。
長い・・・?

ま、怖くないなら大丈夫かあ〜と、
ヒラマサで頭がいっぱいなのでウキウキ出発しました。

夜明け前の暗闇のなか、山を下っていきます。
長い。道のりが長すぎる!そして斜面が急すぎる!時々垂直じゃん!
何度も確認したんです。「これ、帰り、登ってこれると?」と。
そしたら、ふたりとも「大丈夫」とは言わない。
ただ暗闇の藪の中で「帰りのことは考えるなっ!」とだけ聞こえてくる。

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やっとのことで磯に降り立つと、すさまじい絶景。
そしてすさまじく釣れそう。
でもほぼ垂直の長〜い山道を
踏ん張りながら降りてきたため、膝が笑って磯を歩けない。
もう一度、聞いてみる。

「帰り、ほんとにダイジョウ・・・」
「帰りのことは考えるなっ!」

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開始早々でっかいシイラがクウルさんのルアーに襲いかかったり、
目の前でバショウカジキが豪快にジャンプしたり、
すごい光景を目にしつつも、
ヒラマサはタコちゃんの一本のみ。
たまに根魚狙いに変更し、みんなでアカハタを釣る。

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そして考えないことにしてた、例の、帰り道。
磯から、山と崖を見上げる。泣きたくなる。
「瀬渡し船を呼んじゃったりして〜!」
冗談っぽく言ったけど、めっちゃ本気。瀬渡し呼ぼうよ!

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必死に登る。一応たまにロープも張ってあるが、
しばらく誰も通ってないらしく
途中木登りになり、クリフハンガーになり、最後は迷子になった(笑)。
・・・笑い事じゃない!

光の先に道がある!と
ちょっと宗教っぽい言葉で自分をはげまし、上へ上へ目指したら道路に戻った!
全身ズタボロ。この泥だらけの魚たちのように。

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ふたりが「しばらくは来なくていいね」と言ってる。また来る気か!

でかいヒラマサへの道は、長く、険しい。
そしていまちょっと迷子中。

ヒラマサへの道(1)

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ヒラマサ狙いで、クウルさんと磯へ。
クウルさんがヒラゴを釣りました。
私にも一発でたんですが、針がかりしなかったです。

できれば今年中に磯ヒラスが釣りたい。
じゃなきゃ今年度中に。
こないだ釣ったのは、小さくて、まだヒラマサと呼べるサイズじゃなかった。

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ちなみにヒラスズキが釣りたい!ってなったときは、
思いたってから釣るまでにたぶん1年近くかかった。
あのときは、堤防でシーバスやるときも、
ヒラスズキタックルもちこんで向かい風の中で振り続けられる練習をしてた。
http://daysandtide.upper.jp/?p=1

磯からちゃんとしたヒラマサを釣るのに必要なことは、
いろいろありそうなんだけど、まずは・・・筋力やな(笑)。
足場の高い磯からヘビータックルで
ペンシルやジグを引き続けるのはほんとキツイ。
筋力、体力。まずそこからがんばる。
・・・マジメやな!

ヒラス師

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ちなみに左上に小さく写ってる私、ファイト中です。
小〜さいヒラスなんですが、大ファイトみたいになってます。
あこがれのヒラス師、DUOの松本さんが来島していて、
クウルさんと釣りに行くというので押しかけてきました。

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ヒラスが釣りたくて、2年くらい前に松本さんがテスターしてるロッド、
Blue Visionを買ったんですが、いつも頭はヒラスズキで、
青物に身が入らなくてですね、、、
でもこの秋こそはヒラスを!と思っていたところだったのです。

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朝一番からトップに魚がついてきます。
足元でボシュッと乗ってくれました。
2本キャッチしましたが、まだ子どもなヒラゴなので、
ヒラスを釣ったことにはなりません。

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松本さんもヒラゴゲット。
そのあと、でかいサンマが煙のように水しぶきをあげながら
大型魚に追われるものすごい光景がありまして、おお〜っ!てなってたら、
松本さんのプラグにでかいのがドカッッと出た。
でも乗らず。。。

その後、ヒラス師の釣りを横目でずーっと盗み見しとりました。

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クウルさんが記念撮影してくれました。
シマノのロッドホルダーですが、Blue Visionなのです。
よーし、この竿で、この秋ヒラマサ釣るぞー。まずは5キロ!

ウロコに宇宙

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早起きをして磯へ!
潮の流れがうねうね〜となっていて、
とおくの島の向こうの空がうっすら明るくなっていきます。

釣れないわけがないっ!と思う瞬間ですね。
タコちゃんがヒラス釣りました。
いいなあヒラス!間近で見るとやっぱ力強さと精悍さがあってかっこいい。

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いったん街に戻ってから、川シーバスへ。
どぼっと目の前で魚体が出たりしてましたが・・・
こちらはクウルさんが釣ったチヌ。きれいな魚体やった。
ウロコの一枚一枚に宇宙をかんじます。

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なんにも釣りきれない私は、さいごに漁港で粘って根魚を。
なんか今日はのどかやったなあ。

ヒラマサ物語(1)

クウルさん、タコちゃんの誘いを受け、ショアヒラマサへ。
ポイントまでの崖下りは、足はガクガク、肛門の穴はプルプルでした。
怖いとやもん。
でもですね、すごい景色です。
よく来る人は当り前になっとるかもやけど、絶景です。
世界遺産になってしまえ!って崖から叫びましたもん。いいぞ五島!

ピクニカルヒッシングのせんくしゃたち!
じつはテクニカルでピクニカルらしい。
ヒラマサもどっかにピクニック中らしく、姿をみせてくれんかった。

タコちゃんのアラカブは、こんなでかいジグに食ってきた。
自分よりでかいジグに食らいつくような生き様・・・男なら影響受けちゃうね。

って書いてたらなんか急に燃えてきた。
今年中にぜったいヒラマサつる!

五島冬のジーン。

ちょっと長い休みをとって、冬の五島へ。
ヒラマサタックル新調してやってきました。

そんなこんなで、クウルさん、タコちゃんとヒラマサ行脚。
水深1メートルもないような場所だったんです。タコちゃんがやっつけました。

ウェーダーも着ていないのに、冬の海の中を、
ポイント目指してざぶざぶ入っていったタコちゃん。
アホやーん!と笑ってたら、こんな立派なのぶらさげて帰ってきた。
んで、雄たけびあげてた。
痛快ってこういうのいうんでしょうねえ。

さ、2012年。今年はがんばろうと思うのであります。
冬の海にざぶざぶ入っていく気持ちでやろうと思うのであります。

みなさまどうぞよろしくおねがいします。

(五島のお正月)