すべての若きバカ野郎ども。

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みぞれまじりの雨。13mの北風。気温3℃
こんな夜に釣りに行くバカはいないだろう。
と思いながら、川へ。

現場についたら、いるいる。先行者という名のバカ2名。
きみたちバカか、寒くないのか、と心の中でつっこむバカ。
うしししと、となりに入らせてもらうバカ。

が、雨風強くなり、先行者たちはすぐに帰る。
よし、広々釣れるぞ。とウキウキするバカ。
でも体はバカになりきれないんだなあ。

さむすぎる。雨風で顔の筋肉が全く動かない。
でも川の中は悪いコンディションじゃないはずっ。魚いるはずっ。
と思って集中しなおしたあとの数投目、ゴゴゴッ!
思い切りあわせをいれたら乗った!
ごりごり巻く!・・・・・・・引かない!でもほら・・・冬のシーバスは引かないから!
って自分に言いながらランディングしたナイスサイズの枝!バカ!

忍耐は1時間もたず、手の感覚も全くなくなったので断念。
びしょびしょだわ、メガネも水滴で前が見えないだわで困ったが、
クルマの中にタオルもティッシュもなく
5年くらい前に予備として買いおきしてた紙おむつでふく。

ガタガタふるえながら現場をあとにしたけど、
ずっと対岸で川の中に立ちこんでた人はなおも竿をふりつづけてた。

水、つめたかろうに。
真っ暗な川の流れに一人、気味が悪かろうに。
でもだれもいなくなった川で1本ひっぱりだしたらうれしかろーね。
尊敬の念をこめて言わせてもらうなら、バカ!

すべての若きバカ野郎ども。」への4件のフィードバック

  1. たーちん 投稿作成者

    あんヒラスも冬の海にじゃぶじゃぶ入ってく
    「足りちょかん釣法」やったしね!(笑)

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  2. かずひろ

    僕も土曜、高波で出船確率0%の船宿に早朝行き、船長にこんな日に来るなんて修行に行くようなもんだよ、バカだなぁ。と言われ、あははバカですよね、でもキスの天ぷら食いたいバカなんすよなどなど。誰も居ない船宿で茶飲み話をしていたバカです。

    返信
    1. たーちん 投稿作成者

      「その日以来です、船長から息子同然のようにかわいがられるようになったのは・・・」
      ってなりますよ絶対。で、あれですね、いつか跡をつぐんですよ。
      「跡をつぐだと?ゴホゴホ・・会社員やってりゃいいものを・・・おまえはほんとバカだなあ」
      って船長が入院先のベッドで言うんです。
      で、かずひろさん、「そういえばあの日もバカって言われましたもんね、船長、いや・・・・親父!」

      ・・・バカだなあ、かずひろさん!

      返信

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